昔話その2 退職といじめ
1度目の転職活動に関しては次回以降書きます。
なんやかんやで次の務め先が決まり、さて辞めるぞーという段です。
まずは直属の上司に相談、というか最早結果報告。
出入りの激しい業界なので慣れているのか、まあ仕方ないよねといった雰囲気で退職願を受け取ってくれました。とは言え辞めますと伝えることに要るエネルギーは相当なもの。会話中にめまいがしたのを覚えています。
問題はこの次、営業部長との面談です。
初めのうちは辞めてどうするんだ、とかお前には期待しているんだ、とか。嘘でも悪い気のしない言葉が続いたのですが、5分もすると最近の若いモンはーとか転職先はお前をダメにするーとか多角的なディスりが始まり、最終的にはお前が辞めることによる損失を賠償してもらうだの、「あ、これチャ○ンジで見たやつだ!」みたいな展開になったので机の下で中指を立てながら教科書通りの回答でやり過ごしました。
それでも退職願破って捨てられたので、後日内容証明で送ったりしましたけど。
プロセスはだいぶ端折りましたが、あらゆる妨害工作に遭い、精神面でかなり疲弊していました。正直「やっぱ退職できないのかな・・・」なんて思っていた時期もあります。
この時に劇薬的な一言をくれた社労士さんがいます。
会社との退職交渉で行き詰まっていた際に、役所が開催していた社労士の無料相談会に足を運んでみたのです。
色々アドバイスもらえるんだろうなーなんて期待して今の状況を説明するなり一言「それでも辞めなあかんのやろ?早よ辞めたれ!明日から行かんでええ!!」ってマジで怒鳴られました。しかもそれで相談終了。所要2分程度。
今思えば結論出てる状況で言えることなんてその位だよねーと思うのですが、当時の私には相当ショッキングというか、心臓を抉り出されて潰されたかのような自分が自分でなくなる感覚でした。(イン○ィージョー○ズ参照) つづく